問題解決

思考の幅を広げる!タテヨコ思考というフレームワーク

この記事はこんな方におすすめ
・多角的に考えれるようになりたい!
・自由に発想したい!
・可能性を広く考えたい!

読む時間:2分

今回のテーマは思考の幅です。物事を様々な角度から考えて、自由に発想する。なんとも憧れる響きですね。何かの判断をする時や、アイデアを出す時にとても大切になります。

私も含めて多くの方が、
・考えの幅が狭い(頭が固い)
・一つのアイデアしか思い浮かばない
・どう考えていいかわからない
という悩みを持たれていると思います。

そこで今回ご紹介する方法が、タテヨコ思考です。
タテとは時間です。過去・現在・未来という時間の流れです。
そしてヨコは空間です。自分・近隣・地域・社会・国内・世界・宇宙といった具合です。もっと広げようとすると、素粒子 → 原子 → 分子 → オルガネラ → 細胞 → 組織 → 器官/器官系 → 神経系→ 人 → 二人 → 家族 → 地域 → 文化 → 社会 → 生物界とします。これは1981年に報告された論文を引用していますが、使えますね。

ちなみにこのような、考えるための道具をフレームワーク(思考の枠組み)と言います。

ではタテという時間軸と、ヨコという空間を組み合わせて考えてみましょう。

過去の自分、未来の家族、現在の社会といった具合で視点を変えていきます。過去の日本、現在の宇宙、未来のカンボジアみたいな感じです。

目の前にある問題は、過去にもあったのだろうか。
日本だけの問題なのか。
未来でも起こるのか。

この商品は現在の日本では流行っていない。
過去のフィリピンでは流行っていた。
未来のケニアでは流行るかもしれない。

採用の新しい方法を作りたい。
現在自分の部署はどうやっているのか。
他部署はどうやっているのか。
これまではどうやっていたのか。
これからはどうするべきか。
他社はどうやっているのか。
他の業界ではどうだろうか。
海外ではどうだろうか。
先進国ではどうだろうか。
途上国ではどうだろうか。
細胞レベルではどうだろうか。
遺伝子レベルではどうだろうか。

物事を多面的にみるということは思いつきではありません。以上の見方は、タテとヨコのマトリックスです。

 

過去

現在

未来

自部署

 

 

 

他部署

 

 

 

他社

 

 

 

他業界

 

 

 

先進国

 

 

 

途上国

 

 

 

細胞

 

 

 

遺伝子

 

 

 

他種

 

 

 

このようにして組み合わせると、視点をいくらで作ることができます。

まとめ:
・時間軸を使う
・空間を使う
・時間と空間を組み合わせたマトリックスを作る

本内容は、参考資料を元に考察したものです。そのためあくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
Engel GL: The clinical application of the biopsychosocial model.
山田ズーニー:伝わる・揺さぶる!文章を書く

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