この記事はこんな方におすすめ
・人が集まる組織を作りたい!
・強い組織を作りたい!
・魅力的な職場をつくりたい!
読む時間:3分
今回のテーマは採用戦略です。良い人材と共に仕事をすること。これは永遠のテーマですね!人手不足が叫ばれている現在、人材採用は多くの企業にとっての課題です。
2019年度の有効求人倍率はおおよそ1.6倍です。仕事を探している人一人当たり、1.6件の求人があるのです。ということは、働く人よりも、働いてほしい企業の方が多いということになりますね。人手不足と言われても仕方ない状況です。
“優秀な人”という漠然としたイメージでは、同然ながら集まりません。
そのため、
・人が来ない
・スタッフの能力が高いとは言えない
・すぐに辞めてしまう
という悩みは尽きません。
少し古いデータですが、2012年に大同生命が1万人の経営者にアンケートを行ったところ、従業員の採用と育成を経営課題とした方が42.6%と、売上拡大についで第2位でした。2002年に行った同じ調査では、従業員の採用と育成の課題はランク外でした。
でも大丈夫!
私が携わった組織では、求人倍率が1.0倍から2.5倍まで増やすことができました。しかも離職率は25%から8%まで下がりました。
その方法をご紹介します!それは、たった一つ。スタッフによるリクルートに力を入れたことです。
なぜ人が集まらないでしょうか。
①魅力的な職場だと思われていないから
②求人情報が届いていないから
おそらくこの2つです。
ではひっくり返せばよいですね。
①魅力的な職場にする。
②求人情報を届ける。
ということは、今働いているスタッフが友人や知り合いを誘いたいと思える職場を作れば良い。これよりも強い宣伝はありませんね!
だからこそまず決めなければならないことは、「どんな職場にしたいか」です。自分たちの成果はなにか。マネジメントの父と呼ばれるドラッカーは、「成果は組織の外にある」と言っています。組織の外、つまり顧客や社会に対して自分たちはどんな価値を提供するのかを決めます。
そしてそのためにどんなサービスをしたいか。ということは、どんな人材が必要か。と明らかになっていきます。これらを今いるスタッフと共に作り上げていきます。そしてその成果に応じて報酬を出していきます。報酬は給与(お金)だけではありません。休み、権限、社員旅行、称賛、物品、職場環境、ウェア、、、。たくさんあります。
そうすることで、職場の方向性に合う人たちが活性化していきます。どんどん輝いていきます。面白いくらいイキイキしてくれます!そして、合わない人たちは自然と去っていきます。
スタッフがやりがいをもって楽しく働いていれば、それを誰かに広めてくれます。良い商品を紹介するのは当然です。類によって友を呼びましょう!
まとめ:
・どんな職場にしたいのかを決める
・その職場にスタッフの待遇を合わせていく
・スタッフによるリクルートを奨励する
本内容は、参考資料を元に考察したものです。そのためあくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
https://www.daido-life.co.jp/knowledge/questionnaire/
ピーター・ドラッカー:経営者の条件
Harvard Business School: Baker Library Historical Collections. The “Hawthorne Effect”
経済産業省資料
厚生労働省資料
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